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タイでの母子留学・教育移住の最新情報を大公開!<SGB International 竹川千晶代表監修>

本記事ではタイでの母子留学・教育移住について解説します。

東南アジアの中でもタイとマレーシアの移住希望者が非常に増えています。日本人が母子留学・教育移住先として真っ先に検討するのが、タイとマレーシアです。日本から近く、ビザの取得が比較的容易といった条件から東南アジアのマレーシアとタイを選ばれる方が多いようです。タイでのインターナショナルスクール選びのポイントやそれに伴うビザ取得、エージェント選びのポイントを詳しく解説します。

タイ移住するときのビザ問題~学生ビザ、保護者ビザ、タイランドエリート

今、タイの移住者はかなり増えています。その数は、マレーシアよりも多いと感じます。

近年、マレーシアの移住者が少なくなった原因としては、MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)のビザの条件が改悪され、厳しくなったことが理由にあります。それに比べ、タイにはエリートビザや教育ビザがあり、家族全員が揃って移住しているとビザの取得がしやすいと言われています。

タイに移住するとなった場合、一番取得されているビザは、教育ビザです。これは、子どもの教育のために移住をする方が多いことを示しています。

中には、母親と子どもがビザを取得し、父親は行ったり来たりするケースもありますが、それはあまりおすすめできません。その理由は、母親と子どもが同時にビザを取得して父親が行ったり来たりするとなると、ずっと続けて学校に行っているというイメージがせず、本当に語学学校に通っているのか?と疑われることがあるためです。タイという国の特性として、移住には歓迎のムードがあるものの、ちゃんとビザを持っているのかを結構シビアに見られるため、持っていたとしても今回は許可がおりない、といったことも起き得ます。

そのため、いつ何が起こるかわからないという緊張感があります。父親がエリートビザ、母親が保護者ビザ、子どもが教育ビザという形が最も多いケースです。

 

タイでの教育移住・母子留学の学費と学校の選び方

タイに教育移住をした場合の学校の選び方に関して解説します。

タイに教育目的で移住する方は、日本人学校よりもインターナショナルスクールに行く方が多い印象です。

日本人学校の学費は、年間15万バーツ(日本円で60万)かかります。会社で補助額が決まっているので、それに追加できる範囲で行ける学校を選択する方もいます。

インターナショナルスクールを選択する方は、日本で既にインターナショナルスクールに通っていて教育に満足できなかった方や、もっと世界に旅立ちたいという方が多い傾向にあります。

学校選びについては、タイの主流はイギリス系の学校です。次にアメリカ系が多く、カナダ系、オーストラリア系、フランス系の学校もあります。やはり主流はイギリス式のインターナショナルスクールで、カリキュラムが日本に近いことが多い理由として挙げられます。

アメリカ人と日本人のハーフの方は、アメリカ系を選ばれる方もいますが、日本でインターナショナルスクールに通われていたケースでは、イギリス系に行くことが多いです。

イギリス系の一般的なインターナショナルスクールは、小学校1年生で35万バーツ(日本円で100〜150万)で、最も高い学費は75万バーツ(日本円で300万)です。学費の幅が広いのがタイのインターナショナルスクールの特徴と言えます。

 

事業進出に例えると、タイのマーケットは大きく魅力的であるものの、タイ語が障壁になります。マレーシアの場合は、第二言語で英語を話しているという事実があるので、ビジネス展開もしやすいと言えます。これは、教育移住でも同じことが言えます。

マレーシアは第二言語が英語であるため、英語教育がイメージしやすい一方で、タイでは英語を話せる人の割合が日本より低いため、タイの教育移住をしたときに英語の教育レベルは問題ないか、という点が気になる方もいるのではないでしょうか。

タイのインターナショナルスクールでも、西洋人で母国語を英語とする教員しか資格上教えることができないため、教育水準はマレーシアと変わらないと言えます。

しかし、タイでは、英語教育は学校の中だけというイメージで、学校から出るとタイ語の生活です。タイ語の生活が不安という方は、どの学校にも日本人はいるため、日本人の多さや生徒の国籍などを見ながら学校を決めるのが良いでしょう。

 

また、言語の選択肢について、タイでは、まずタイ語と英語を選択します。それ以外の言語は中国語とフランス語がメインで、学校によっては、スペイン語やドイツ語もあります。やはり、大きな学校ほど選択肢が多い傾向にあります。

さらに、タイは「タイ文化」という科目が必修で、どのインターナショナルスクールに通っても週一回は受講することになります。マレーシアでは第二言語である英語しか話せないマレーシア国籍の人がいることが社会問題になっています。母国の文化の授業というのは、自国を大事にしようという原点回帰の動きと言えます。

 

タイでの教育移住でのエージェント選びのポイント

マレーシアでは現在、母子留学が流行っており、30〜40のエージェントが存在しますが、同様にタイにおいてもエージェントは増えている印象です。タイで母子留学をするにあたって、エージェント選びは非常に重要です。学校としっかりしたパイプがあるエージェントなら、学校から厚い信頼を受けているため、学校側もよく対応してくれます。

エージェントによっては、英語を話せる人を間に挟んでやりとりする形態をとっているエージェントも多く、その場合、伝えたいことが伝わっていない、などの齟齬が起きやすくなります。一方、一人の担当者が英語が話せてすべてのお手伝いをしてくれるエージェントであれば、学校への問い合わせやクライアントの相談もスムーズで、コミュニケーションロスなく進められます。

 

まとめ

本記事では、タイの母子留学について解説しました。

タイに教育移住をするというニーズはマレーシア同様に高く、インターナショナルスクールの質も学校自体が熱心に取り組んでいるため、向上していると言えます。タイにも、第二言語が英語のマレーシアと遜色ないレベルの学校があります。

先に述べたように、留学時には誰に手伝ってもらうか、という点が最も重要です。

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