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【初心者向け】今さら聞けない株式投資<基本を抑えよう>

本記事では「株式投資の基本」について解説します。パンデミック中ですが世界の株価は上がっています。特にアメリカ株は過去最高を更新し続けていて、日本でもアメリカ株への投資を薦める情報が多くなっていますね。FIREの指南書でもIndex型ETFの投資を薦めています。一方、株式投資にチャレンジしてみたいけど、株式投資の経験をしていない方は専門用語も多くチンプンカンプンという方もいらっしゃるでしょう!株式投資初心者の方に向け、いまさら聞けない株式投資について解説します。

投資信託・ETF・個別株式の違い

株式投資をするには、投資信託・ETF・個別株式に対して投資をすることができます。 まずは、この投資信託・ETF・個別株式の違いを知って投資対象を選ぶところから始めましょう。

一番大きな違いは証券取引所で取引ができるか、否かです。 証券取引所で取引をするためには株式市場に上場をしていることが必要になります。 ETFや個別株式が上場しているのに対して、投資信託は上場していません。 つまり、証券取引所で取引ができるのがETFと個別株式で、一方銀行などの金融機関の窓口で取引できるのが投資信託ということです。 株式市場に上場しているETFや個別株式は、証券取引所が開場している間何度でも取引が可能で、取引額も刻一刻と変動し買値と売値が一致した株価で取引がされます。 一方、投資信託は毎日ファンドの資金を持分で按分するため、毎日基準価額が設定され1日に1回取引をします。

掛かる費用や支払先も証券取引所に投資信託・ETF・個別株式によって違います。 売買取引手数料は、証券取引所に上場しているETFや個別株式は一定の割合を証券会社に売買手数料として支払うのに対して、投資信託はファンドによって設定された取引手数料や信託財産留保額を金融機関に支払います。 また、保有中の手数料は、個別株式ではまったく掛からないのに対し、ETFや投資信託は運用管理手数料が掛かります。 個別株式とは違い、ETFや投資信託はファンドの運用会社がセクターや投資テーマに沿って複数社の個別株式を選んだり、入れ替えたりするため運用管理手数料が掛かってしまいます。

まとめるともっとも費用が掛からずに取引できるのが個別株式で、もっとも取引に費用が掛かるのが投資信託といえます。 一方、投資をする対象を選ぶために難易度が高いのが株式投資で、比較的簡単に選ぶことができるのがETFや投資信託といえます。

費用をあまり掛けずに、取引がしやすく、投資の対象も比較的簡単なのがETFです。 FIREの指南書でも勧めているのはこのような理由からです。

Active型とIndex型の違い

FIREの指南書ではIndex型を薦めていますIndex型とは投資の目標を株式指標や経済指標と連動することをいいます。 対象となる株式指標で代表的なものが日経平均株価やアメリカでいうとダウ工業株30種平均株価です。 投資目標が単純に指標と連動するので、比較的運用管理手数料が安いのが特徴です。

一方でActive型は金融のプロにコミッションを支払い、指標連動よりも高い投資目標を目指しています。 従ってIndex型に比べると運用管理手数料が高く設定されています。 プロといってもリセッションやパンデミックなどの経済情勢や社会環境を予想できるわけではないので、高い投資目標と引き換えに大きな損失が発生する場合があります。

金融のプロの介入もなく、だれでも見ることができる指標が連動しているIndex型であればマクロ的な視点だけで投資対象を選ぶことができます。 FIREの指南書で薦めているのはこのような理由からです。

どの国の株式市場に投資するか

日本で株式市場ができるのは、日本株とアメリカ株、中国株です。 この3つの市場を比較してどの国の株式市場に投資をすべきかを解説します。

①時価総額

株式市場で取引が可能な企業の時価総額が圧倒的に高いのはアメリカです。 ひと昔前では日本の企業は世界の時価総額ランキング50に多数がランクインしていましたが、いまでは「トヨタ自動車」のみとなってしまいました。 GAFAMの時価総額だけで東京証券取引所の時価総額を超えます。 日中が同じくらいの時価総額ですが、アメリカは日中の6倍の時価総額に達しています。

②経済成長(GDP)

日本は残念ながらあまり経済成長をしていない、一方でアメリカや中国は先進国にも関わらず順調に経済成長を遂げています。 世界でもっとも経済規模があり、経済成長しているのはアメリカです。

③株価成長

過去20年でもっとも株価が上昇したのはアメリカです。 日中もある程度の上昇はするものの、アメリカの上昇率には敵いません。 アメリカは過去10年程度で3.5倍の株価になっています。

これ以外にも投資をする通貨や政治を鑑みたとしても、アメリカ市場に投資をするのがもっとも投資に適しているといえます。 特に個別株式を選ぶ技術がなくても、マクロ的な視点でアメリカのIndex型ETFに投資をすれば比較的簡単に投資効果を得られるでしょう。

最近では日本からだれでも手軽に外国株に投資をすることができます。 日本人だからといって、日本の株式市場に投資をしなければならない理由はありません。 経済成長、株価成長、経済市場規模、時価総額などどれをとってもアメリカに勝る市場はありません。

Index型ETFであれば投資対象を選ぶのも比較的簡単で、比較的費用も掛からずに投資をすることができます。 海外だから難しいと感じる方はいらっしゃいますが、少しでも高い投資効果を得るためにもアメリカ株式市場での投資をオススメします。

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