- 読み:ぱすするーかぜい
本記事では、パススルー課税の意味と使い方について解説します。
パススルー課税の意味
パススルー課税とは、法人や組合などにおいて発生した利益に対し、直接その法人や組合には法人税などが課税されず、その利益や損失の配当を受けた出資者や役員などに課税される制度をいいます。
パススルー課税に関する補足
アメリカ不動産をLLCで所有した場合、アメリカの税務申告ではパススルー課税を選択することができます。 日本人個人がLLCに出資していた場合も同様です。
しかし、日本人個人がLLCに出資してパススルー課税を選択した場合でも日本では損失をパススルーすることができず、利益のみがパススルー課税の対象となるのでお気をつけください。
一方、SPC(匿名組合)を活用した場合もパススルー課税になります。
SPC事態では納税せず、SPCへの出資者に利益と損失を配分し、その出資者が税務申告の上納税をすることになります。
SPCを活用した投資はオペレーティングリースによくみられる投資手法です。
対象とする法人や組合が日本国内のものか、海外にものかによりパススルー課税の取り扱いは変わるので活用する場合は専門士業にご相談されることをオススメします。
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