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SPC(エスピーシー)Special Purpose Company|海外不動産用語集

  • 読み:エスピーシー(スペシャルパーパスカンパニー)
  • 日本語訳:特別目的会社

本記事では、SPCの意味と使い方について解説します。

SPCの意味

特別目的事業体は、証券化やプロジェクト・ファイナンスを目的とする事業。
特別目的事業体やSPE (Special Purpose Entity) とも呼ばれる。
法人格を有するものは特別目的会社と呼ばれ、国際投信を営んだり、大口ユーロ債を発行したりする。
SPCはオリジネーター等の連結対象外にする、あるいはオフバランス化する手段となる。

引用:Wikipedia

SPCに関する補足

日本でもプロジェクトファイナンスとしてSPCを活用した投資スキームがたくさんありますが、代表的な投資スキームがオペレーションリースです。

SPCを活用するメリットは、大きな資金が必要となるプロジェクトを小口化して資金を調達することができる点です。
高額の航空機や船舶を個別には投資できないものの、SPCを活用して資金を調達することによりプロジェクトが成立します。
出資者にとっては、SPC自体が法人格を有し、決算はするものの課税対象とはならず、利益も損失も出資者に配分され課税されるというパススルー課税になることで、節税効果や投資効果を得ることが可能です。

SPCを活用する場合、出資者は匿名組合出資(TK出資)という形態で出資契約をするため、SPCの運用管理者は決算は開示するものの、ある程度制限を受けることなくプロジェクトを運用管理することができます。

SPCで得る利益は特別利益、損失は特別損失になるため個人での節税には活用できない場合がほとんどなのでご注意ください。

▼動画はこちら
https://youtu.be/DHaII0hVsCA

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