- 読み:トリプルネットリース
本記事では、トリプルネットリースの意味と使い方について解説します。
トリプルネットリースの意味
米国の不動産事業では、通常、テナントではなく家主が固定資産税、維持管理、保険に責任を負います。
「ネットリース」では、テナントまたは借主は、基本賃料に加えて、不動産の所有権に関連する回収可能な費用の一部またはすべてを支払う責任があります。
ネットリースで徴収される家賃は費用を差し引いたものであるため、基本家賃はグロスリースで請求される家賃よりも低くなる傾向があります。
トリプルネットリースに関する補足
一般的なアメリカ不動産投資では、居住用不動産を賃貸借契約していることが多いですが、商用不動産の賃貸借契約で「ネットリース」という契約形態があります。
居住用不動産の賃貸借契約では、当然固定資産税や修繕費、損害保険料はオーナーが負担する必要があります。
「ネットリース」という賃貸借契約では、オーナーが負担するべき賃貸管理に伴う固定資産税や修繕費、損害保険料をテナントが負担するといった契約内容が盛り込まれます。
この3種類の費用のどれだけをテナントが負担するかにより、シングル、ダブル、トリプルといった表現をします。
トリプルネットリースの場合は、固定資産税や修繕費、損害保険料のすべてをテナントが負担するといった契約内容で、オーナーはほとんどの費用を支払う必要がなくなります。
さらにアブソリュートトリプルネットリースでは、不動産管理費用などの費用もテナントが負担する契約形態もあります。
この場合は、オーナーは不動産ローンの金利以外の費用を支払う必要がありません。
アメリカ不動産投資での費用で大きく変動するのが、修繕費だといわれています。
修繕費がテナント負担となるだけで、大分収支は安定するでしょう。
アメリカの商用不動産投資をする場合はできる限りオーナーに有利な契約形態となる商用不動産を選ぶことが重要です。
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