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海外移住生活で間違いなく役に立つVPNサービスのメリット・デメリット

海外移住をしたときに意外と困るのがインターネットの環境です。Wi-Fi環境が整備されている国だとしてもセキュリティに問題があったり、日本のWebサイトを閲覧するにあたり速度が低下したり、閲覧が制限されていたりする国もあります。

このような問題を解決するのがVPNサービスです。今回はVPNの概要と海外移住でVPNを活用するメリット・デメリット、海外での活用にオススメのVPNサービスをご紹介します。

1, VPN(Virtual Private Network)とは

VPNとはVirtual Private Networkの略で、インターネット接続時のセキュリティとプライバシーを強化するツールのことをいいます。VPNに接続時には、データが暗号化されたトンネル(仮想の専用通信網)を通って送受信されるため、安全にインターネットを利用できます。

また、ユーザーのIPアドレスを隠すことでプライバシーを保護できることもVPNの特徴の1つです。この機能を使って、日本のVPNサーバーのIPアドレスに接続すれば、海外に居ながら日本からアクセスしているように見せかけられます。このように、VPNは、地域制限を回避できるという利点も持ち合わせています。

2, 海外移住生活でVPNを活用するメリット

海外移住生活でVPNを利用するメリットは、大きく3つあります。

2-1, 公共のフリーWi-Fiでもセキュリティを強化

最近では至るところに無料のWi-Fi環境が提供されており、海外でも公共交通機関や飲食店など多くの場所で無料のWi-Fi環境が提供されています。大変便利なフリーWi-Fiですが、一方でセキュリティに脆弱性があることもしばしばです。通信内容を盗み見されたり、大切な個人情報が漏洩するリスクがあります。

VPNを活用すれば、セキュリティに脆弱性のあるWi-Fi環境でもVPNに接続して通信を暗号化することで、安心に接続することができます。フリーWi-Fiのリスクである情報漏洩からあなたの情報を守ることができるのです。

2-2, 日本国内向けWebサービスが利用可能

日本国内のニュースサイトやショッピングサイト、動画配信サービスなどのWebサービスは、海外からのアクセスが制限されていることがあります。逆にその国自体で日本の特定のサービスの閲覧を制限していることもあります。例えば、動画配信サービスはせっかく日本で加入して課金しているにも関わらず、閲覧することができず再度海外での加入を求められるケースも少なくありません。最近では海外移住をして日本の仕事をしている海外移住者も少なくありません。日本のWebサービスへのアクセスが制限されてしまっては、仕事になりません。

そんなときはVPNサービスを活用して、VPNを有効にしていまの自分のIPアドレスを日本にあるサーバーのものに置き換えれば、日本からアクセスしているよう見せかけられるので、地域制限を回避して日本国内のWebサービスを利用できるようになります。

海外移住者の中でも日本の仕事に携わっている海外移住者はVPNサービスが必須と言えるでしょう。また、短期間でも海外で生活するのであれば、日本語での情報収集が必要になるケースも多々あるため、VPNサービスの活用をオススメします。

2-3, オンラインプライバシーの保護

海外のインターネットは意外と多くのリスクがあります。位置情報や閲覧履歴を追跡されるなどプロバイダーやハッカーからの危険にさらされています。

VPNは、オンラインプライバシーを保護するのにも役立ちます。VPNを使用すると、情報は暗号化されVPNトンネルを経由して送受信されるため、その危険から大切な個人情報を守ることができます。また、実際の位置情報を隠せるため、より匿名性が高く自由度の高いオンライン活動を実現できます。

3, 海外移住生活でVPNを活用するデメリット

VPNは海外移住生活で役立つツールですが、使用するにあたり留意した方がよいデメリットもあります。

3-1, 有料VPNサービスの活用が必要

VPNサービスを活用するのであれば、基本的には有料のVPNサービスを選択しなければなりません。最近では無料のVPNサービスもありますが、信頼性が低かったり、通信速度が遅かったりするためです。無料のVPNサービスの中には無料でサービス提供をする代わりに個人情報を収集しているサービスもあります。その場合、収集された個人情報を元にトラブルに巻き込まれかねません。セキュリティやプライバシーを強化するために活用するVPNでトラブルに巻き込まれては、VPNを活用する意味がありません。

個人向けに提供されているVPNサービスの利用料はそこまで高くありません。目先のおかねをケチらず、信頼性を重視し、VPNサービスを選択することをオススメします。

3-2, 通信速度が遅くなる可能性

VPNを使用すると通信速度が低下することがあります。VPNの仕組みとして、VPNに接続しているときは別のサーバーを経由してデータをやり取りしているため、通信速度が遅れる可能性があるのです。これは、VPNを活用する最大のデメリットと言えます。大容量のファイルを送るときや動画を視聴するときには、その通信速度の遅さからストレスを感じることもあるため、注意が必要です。

このような通信速度の低下のデメリットは高速な接続速度のあるVPNサービスを活用することで解消できます。VPN選びのときには、事前に通信速度をチェックすることをオススメします。

3-3, VPNを規制された国での利用に注意

基本的に多くの国でVPNサービスを規制されることはなく、合法的に活用することができます。日本をはじめ、アメリカなどの先進国ではVPNサービスは合法です。一方でVPNはオンライン検閲を回避できるといった理由から、VPNサービスを違法としたり、使用を規制したりしている国もあります。想像に容易いですが、中国が代表的な国でその他ロシアやイランなどは政府が承認していないVPNサービスの使用が禁止されています。

事前に海外移住先の国がVPNの使用が規制されているか否かを確認しておきましょう。

4, 海外移住生活でVPNサービスを活用するならNordVPNがオススメ

海外移住生活では、VPNサービスが非常に有益であることがわかりましたが、一方でVPNのデメリットを回避できるサービスを選択することが重要なこともわかりました。

海外移住生活でVPNを使用するなら、NordVPNがオススメです。

NordVPNによると、”NordVPNは、世界111カ国に6,000以上のサーバーを有し、世界で1,400万人以上が利用。ノーログ方式を採用した高セキュリティのVPNとして、専門家からも高い評価を得ている”とのことです。

また、NordVPNはランサムウェア対策にも効果的です。ランサムウェアとは、ファイルやデータを暗号化しアクセス不能にするマルウェアのことです。感染すると、暗号化の解除の代わりに身代金を要求されるという手口です。NordVPNには、「脅威対策機能」が備わっており、ダウンロードファイルのマルウェアをスキャンして、マルウェア感染を防いでくれます。

海外移住生活で安全な通信環境の中、安心してインターネットを使って仕事したり、勉強したり、日本国内のWebサービスを楽しみたい海外移住者には、NordVPNを選択することをオススメします。

5, まとめ

今回は海外移住生活に必須のVPNサービスについて解説しました。特に海外で日本の仕事をしている方は、インターネットやWi-Fi環境に困った経験がある方も少なくないのではないでしょうか。VPNサービスを活用すれば、ワーケーションでも海外移住して仕事をしてもスムーズに仕事ができます。

最近では無料のVPNサービスもありますが、トラブルに巻き込まれないためにも優良なVPNサービスを選択するべきです。今回ご紹介したデメリットの部分を回避できるVPNサービスを選択してください。

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