本記事では、マレーシアの海外旅行・海外移住するのお役立ちアプリケーションを紹介します。一定期間実際にマレーシアに住んで、非常に役に立つと実感したアプリケーションを紹介します。タクシー配車、SIM、シェアリングエコノミー、ECサイト、Webサービスの5項目に分けて紹介します。
マレーシアでおすすめのタクシー配車アプリ~Grab他
まずは、タクシー配車アプリケーションを3つ紹介します。
一つ目はGrabです。Grabは言わずと知れた東南アジアを代表する配車アプリケーションです。東南アジアの8カ国でサービス展開しています。マレーシアに限らず、周遊でシンガポールやインドネシア、フィリピンにも行きたい、という場合、Grabさえダウンロードしておけば、どの国でもタクシーに乗れるという、素晴らしいサービスです。アメリカでは、Uberが主流ですが、東南アジアにもUberは進出していました。しかし、2018年の3月にUberの東南アジア事業がGrabに売却され、一大タクシー配車アプリケーションが誕生することになりました。Grabは、Uberと似たようなサービス提供になっており、タクシー配車アプリケーションだけでなく、GrabEatsというレストランやスーパーのデリバリー機能もあります。
2つ目はinDriveです。inDriveは、アメリカ本社のタクシー配車アプリケーションで、Uberに次いで、世界第2位のアプリケーションです。現在、47カ国でサービス提供されています。
マレーシアではタクシー料金に入札方式が採用されています。
「ここからここまで行くのにいくらで行きたい」というリクエストを出すと、タクシードライバーの方から次々とオークションのように料金提示がされます。その中で気に入った料金を受け入れると迎えに来てくれます。
ほとんどの場合、GrabよりもinDriveの料金が安いため、Grabの料金が高いと感じる時は、inDriveを使うと比較的安い料金設定がされているため、2つのアプリケーションケーションを使い分けることをおすすめします。
3つ目はAirAsiaRideです。東南アジアのLCC・AirAsiaのアプリケーションの中にAirAsiaRideという機能があります。タクシー配車アプリケーションで、KLCCや、ブキッ・ビンタンといったクアラルンプールの中心地にいると、夕方は特に渋滞します。当然、ドライバーがいないとマッチングしないため、ドライバーが少ない時間帯やたくさんの人が利用している時間帯はなかなか捕まりません。最長1時間半待つこともあります。AirAsiaRideは、2つのサービスと比較するとドライバーが捕まりやすいと言えます。また、最近ではGrabも予約ができるようになりましたが、以前は予約機能を持っていたのはAirAsiaRideのみでした。例えば、早朝便や深夜便の時間帯は、ドライバーが少ないため、前日に予約して利用でき、便利です。
マレーシアは、電車が細かく配備されていない国なので、タクシー配車アプリケーションは必須と言えます。
今回紹介した3つのアプリケーションをダウンロードしておけば東南アジア旅行は問題ないでしょう。
マレーシアでおすすめのSIM
SIMのおすすめを4つ紹介します。
マレーシアの場合、ポケットWi-Fiよりも、SIMを現地で購入しつなぐ方が非常に安く済みます。マレーシアの4大キャリアはすべてコンビニや空港で購入できます。トラベラーズSIMは7日間から対応しているものがほとんどです。
一押しなのは、MAXISのHotLinkです。MAXISはマレーシアで最大手企業です。
HotLinkは最も利便性が高く、アプリケーションで一括管理ができ、繋がりやすさの面でもナンバーワンと言われています。
2つ目のおすすめのSIMは、digiです。digiはトラベラー向けのSIMと言われています。そのため海外旅行であればdigiを活用すると非常に安くSIMを購入することができます。パスポートさえあればコンビニで購入でき手軽です。
3つ目のおすすめのSIMはcelcomで、地方都市が得意と言われています。クアラルンプールだけでなく、ペナン島やマラッカやコタキナバルなどの地方都市に行くのであればcelcomが便利です。
4つ目のおすすめのSIMはUmobileです。Umobileは、マレーシアで一番安いキャリアと言われています。コンビニで気軽に購入することができるキャリアです。
まとめると、digiやUmobileは安く、使い勝手が良いのはMAXIS、地方都市で使うならcelcomがおすすめです。
マレーシアでおすすめのシェアリングエコノミー
3つ目は、シェアリングエコノミーです。マレーシアでもシェアリングエコノミーは非常に発達しています。
1つ目は、カーシェアリングのアプリケーションで、韓国発祥のSoCarです。
マレーシアに移住して車を買いたい、旅行で車を利用したい、といった場合に、レンタカーを借りようとすると、英語で予約して、返却するときに燃料を足すなど多くの手間が発生します。しかし、SoCarであれば燃料を足す必要も英語で話す必要もなく、すべてアプリケーションケーションで管理できます。SoCarは、国際免許証があれば登録できます。また、都会であれば至るところにSoCarの駐車場があるので、対象の車を選び発注して、その場に行くと、アプリケーションケーションでドアのオープン・クローズができ、エンジンもアプリケーションケーションでかけられます。
何も話さなくても車が手軽に使えるため、SoCarはおすすめです。
2つ目は、電動キックボードのbeamです。アメリカの西海岸などに行くと、様々な電動キックボードが走っていますが、マレーシアも同様に至るところにbeamが置いてあります。駅から目的地まで少し遠い場合や、徒歩15〜10分のところに行きたいがGrabを呼ぶほどでもない、という時にbeamが力を発揮します。街中の至るところにあるため、手軽に乗ることができます。さらに、登録も簡単で、アプリケーションケーションで起動も終了もできます。注意が必要な点として、原則beamは歩道しか走れない設定になっているものの、マレーシアは歩道があまり整備されていません。そのため、車道を走らないといけない場合もあり、事故も多い国のため、注意して利用する必要があります。
マレーシアでおすすめのECサイト
続いて、ECサイトについて解説します。
マレーシアにはAmazonが進出しておらず、LazadaとShopeeが2大ECサイトと言われています。
Lazadaは、アリババが親会社で、アジアのAmazonと言われています。東南アジアの6カ国で展開されており、急速に成長しています。
Shopeeは、実はLazadaよりも大きな売上を占めています。シンガポールに親会社があり、現在東南アジア7カ国で展開されています。Lazadaはマレーシア国内に強く、Shopeeは越境ECが得意と言われています。例えばマレーシアから中国のものを購入したい場合などはShopeeがおすすめです。
特徴として、Amazonの配達が翌日届くのは当然といった認識がありますが、LazadaやShopeeはもはやいつ届くか分かりません。届くまで平均5日〜1週間、遅い場合、3週間かかるということもあります。日本には、宅配業者が不在票を入れてくれる仕組みがありますが、マレーシアでは、その場にいないと受け取れないといった状況も起きます。
マレーシアでECサイトを使う利便性は非常に悪く、ECがマレーシアで浸透しづらいのはこういった理由からです。しかし、コロナ禍においては需要が増し、成長していっていると言えるでしょう。
マレーシアでおすすめのWebアプリケーション
最後に、おすすめのWebサービスを2つ紹介します。
1つ目はeatigoです。飲食ディスカウントアプリケーションで、予約もできるアプリケーションです。
日本の食べログやホットペッパーなどがありますが、マレーシアにはポータルサイトが少なく、eatigoは非常に重宝されています。タイ発祥の会社が運営しており、東南アジアの主要都市はすべてカバーしています。飲食店等が最大50%オフで利用でき、ミシュラン店や5つ星ホテルなども掲載されているため、eatigo経由で予約すると通常より安く利用できるためおすすめです。
もう一つがfaveというアプリケーションです。faveはグルーポンのようなアプリケーションで、ヘルスケアやマッサージなどのチケットが安く販売されています。東南アジアの3カ国で展開されてますが、美容や健康に強いアプリケーションで、飲食も一部含まれています。
あとは、faveの中に電子マネーやQRコードがあり、すべての決済が完結するアプリケーションケーションです。ぜひダウンロードを検討してみてください。
まとめ
本記事では、13個のアプリケーションを紹介しましたが、その中でも特におすすめの8個を厳選するのであれば、Grab、inDrive、SoCar、beam、HotLink、Lazada、eatigoです。
この8個をダウンロードすれば、マレーシアの旅行中、全く困らないでしょう。
ぜひマレーシアに行かれる前にダウンロードすることをおすすめします。
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