時事・市況情報 海外生活・教育 海外移住 海外移住ノウハウ

【第2弾】海外移住の理想と現実!マレーシア移住で困ること3選~交通事故・時間/約束・娯楽/QOL~

本記事では、マレーシアで一定期間住んでみて困ったことについて解説します。

マレーシアは年々経済的な成長もしており、それに伴い物価も上昇しています。もちろんインフラ設備もどんどん整っていますが、マレーシアという国特有の注意点もあります。

マレーシア生活での理想と現実のギャップや注意すべきことを3つの項目に分けて解説します。マレーシア移住に興味のある方、移住する方はぜひ参考にしてみてください。

 

▼第一弾はこちら

マレーシア移住で必ず困ること3選~水・食事・住まい〜

マレーシア生活で最も気を付けるべき、交通事故

1つ目は、交通事故問題です。マレーシアは治安が良いと言われています。

実際に生活してみても、治安は良いと感じます。海外には必ずと言っていいほど命の危険を感じるエリアが存在しますが、そういった危険もほとんどありません。

ひったくりに遭うことも非常に少ないです。そんなマレーシアで命の危険があるとすると、”交通事故”です。

マレーシアは基本的に車社会です。駅の周りはある程度歩けるものの、少し郊外に行くと歩道がなかったり、道が整備されていなかったりします。

日本に比べて信号の数もとても少ないです。都会では、ある程度歩行者用の信号機はあれど、都心から離れれば離れるほど、自己判断で横断するルールになっています。信号機があったとしても、永遠に変わらないのではないか、と感じるほど、青信号に変わりません。さらに、青信号になったと思って渡り始めようとすると、当然かのように車やバイクが信号無視して突っ込んできます。信号を守るという概念があまりないため、マレーシアで生活する上では第一に交通事故に気を付ける必要があります。

特にバイクには気を付けてください。例えば、マレーシアでレンタカーをして車を運転すると、バイクが非常に厄介な存在であることに気づきます。バイクの量が多いだけでなく、神出鬼没な動きをします。どこからか当然現れたり、ぐいぐい抜いてきたり、車線変更を急にしてきたりと非常に運転しづらいです。こういった交通事情があるため、自らが加害者になる可能性も高いことを考えると、特にバイクには気を付けるようにしましょう。

 

スローライフで時間を守らない問題

2つ目は時間を守らない問題です。マレーシアは大らかで優しい国と言われますが、裏を返すと時間に対して貴重面ではない国とも言えます。マレーシアの人々は約束に対して貴重面ではありません。

マレーシアでビジネスする上で約束をしたり、自宅の設備や家電が壊れてこの日に直しに来ますと約束をしたりしても、基本的には予定通り進まないことを念頭に置いておくのが賢明です。

そもそも、仕事や約束のプライオリティが高い国ではありません。宗教の影響もあるかもしれませんが、ドタキャンしても遅れても当たり前、といった特性を持っています。日本人の場合は、約束を守る方が多いため、神経質な方はマレーシアで生活するとストレスを感じるかもしれません。

また、マレーシアではメールやメッセージでやり取りをしていても、全く返事が来ないこともあります。日本人の場合、仕事の連絡には早く返信するのが良いとされており、24時間以内には返信しなければならないといった概念がありますが、マレーシアにはそういった概念はありません。基本的に争い事を好まない国民性で、争い事が起こるようなことは避けます。こちらのメッセージに対して断ろうとすると争いになる可能性があると予測して、断りたい場合はメッセージを送らない、というのがマレーシア人ならではの防衛策でもあるようです。メッセージが返ってこないということは断られた、その希望は通らない、と理解する許容力がないと、ストレスを抱えることになってしまいます。

 

イスラム圏特有の娯楽が少ない問題

3つ目は娯楽が少ない問題です。マレーシアのメインの人種はマレー系ですが、イスラム教徒が大半を占めていて、守るべきルールがたくさんあり、娯楽をあまり好まない国民性です。マレーシアの代表的な娯楽は、ショッピングモールでショッピングをしたり、映画館で映画を観たりすることです。

マレーシアのショッピングモールは、日本のシネコンと呼ばれる施設に似ていますが、日本のようにショッピングモールごとの違いはありません。入っているテナントは、どのショッピングモールに行ってもH&Mやユニクロなど同じ店が並んでいます。マレーシアでは娯楽が限られているため、刺激を求める方は飽きてしまうかもしれません。

お酒についてですが、日本では飲み会の際に、2軒目、3軒目に行こうよ、という流れになることが多いですが、マレーシアでは、2軒目、3軒目に行くことはほとんどないと言って良いでしょう。1軒目に居酒屋のような店で食事をした後、2軒目にバーやカラオケに行こう、という話にはなりません。マレーシアの店は基本的に22時に閉まります。遅くまで営業していたとしても23時には閉まります。

KLCCには22時以降も営業しているバーやスナックがありますが、それはごく一部の店です。ショッピングモールも22時に閉まってしまいます。そのため、お酒好きには物足りない国かもしれません。

 

まとめ

本日は、実際に住んでみて感じたマレーシア生活の理想と現実について3つの項目に分けて解説しました。これらは代表的なもので、一部に過ぎません。

これらの困ることに対して事前に対策を練ることで少しでも快適なマレーシア移住生活が過ごせることをお祈りしています。

これからマレーシアに移住してみたいと考えている方、移住が決まっている方はぜひ、参考にしてみてください。

お問い合わせはこちら

今すぐ相談する

こちらの動画をあわせてご覧ください!

不動産会社は教えてくれない
海外不動産のホントのトコロYouTube版

記事では書ききれないリアルを発信中!

個別に相談したい方はこちら!