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目から鱗の経済合理性のある自己投資とは?

本記事では「経済合理性のある自己投資」について解説します。
多くのメディアで自己投資について取り上げられていることから、世間では自己投資に興味がある方が多いのが伺えます。仕事や資格を取り上げているものや自己啓発を中心としてものまで自己投資というと幅広い目線で取り上げられていますが、今回は経済合理性のある自己投資について解説します。

1.そもそも自己投資とは何なのか?

自己投資という言葉には「投資」という言葉が入っています。そもそも「投資」とはお金を生み出さなければ「投資」とはいいません。例えば、金融投資であれば資金を投じて有価証券を購入し、保有期間中には配当所得を得ることを目的としています。不動産投資であれば資金を投じて不動産を購入し、保有期間中には不動産所得を得ることを目的としています。つまり、投資とは資金や時間などのリソースを投じて、配当所得や不動産所得を得られなければ投資ではありません。投資対象でお金を生み出さなければ投資とは言わないのです。

自己投資の投資対象は自分自身になります。資金や時間というリソースを自分自身に投じてお金を生み出さなければ自己投資とは言えません。自分自身がお金を生み出す力を身に付ける、稼ぐ力を身に付けることが自己投資なのです。そもそも自分に投じる資金や時間が回収でき、さらに経済合理性があるのかを自問自答することで自己投資と言えるか、否かを判断することができます。
自己投資は金融投資や不動産投資とは違い投資効果の高い投資であると言えます。世界の社会情勢や経済情勢はあまり関係なく、環境や投じるリソースまですべて自分自身で決められるため不確定要素が少ないためです。他力本願な金融投資や不動産投資とは打って変わってすべて自分の責任において投資効果を生み出すことができるのです。

2.自己投資だと言われている投資対象

多くのメディアでは自己投資について取り扱っていますが、主に投資対象といわれているものを紹介します。

2-1.スキル

自分自身のスキルを投資対象とするものです。例えば、プログラミングや語学、ビジネススキルなどが当てはまります。特に猫も杓子もプログラミングスキルを身に付けるようにすすめるメディアが多いです。

2-2.資格

自分自身に資格を身に付けることを投資対象とするものです。例えば、弁護士や税理士といった士業の資格や国家資格などが当てはまります。

2-3.人脈

自分自身の人脈を広げることを投資対象とするものです。例えば、交流会や勉強会への参加や自己開発セミナーへの参加が当てはまります。

3.本当にそのスキルや資格、人脈で稼ぐことができるのか?

あくまでも自己投資とは自分自身にリソースを投じてお金を生み出せるのか、稼ぐことができるのかが判断基準です。暇をつぶしているわけではないし、自己肯定感を増すためではありません。世の中のメディアで盛んに紹介されているスキルや資格、人脈への投資は本当に自己投資となり得るのでしょうか。

例えば多くのメディアで取り上げられているプログラミングのスキルですが、未来永劫稼ぐことができるでしょうか。日本のITは遅れており、プログラマーが少ないためいまの段階では高収入であることが多いです。一方で新興国では多くのプログラマーが育成されています。日本に比べて人件費も安いため、同じプロダクトだとしても海外の人材を活用する方が安くプロダクトが完成するのです。このような環境で日本人のプログラマーの収入は高いままでしょうか。
専門士業の資格も未来永劫稼ぐことを約束してくれるのでしょうか。専ら税理士の仕事はAIに取って代わる仕事として挙げられています。

4.自己投資をするときに必要なこと

自分自身の大事な資金や時間を投じるわけなので、投資をするか、否かの判断は大事です。自己投資をする前に知っておくべきことを解説します。

4-1.自己分析

自分自身の性格からはじまり、興味関心があること、得意なことを分析する必要があります。いくらプログラミングが稼げるといっても、ずっと同じ場所で作業をするのが苦手な方であれば長続きはしません。あくまでも継続して取り組める分野や仕事でお金を生み出すべきです。

4-2.目標設定

自分自身がどのくらいの報酬が欲しいのか、どのくらいの時間を労働に供したいかなどの目標設定が必要です。すべての時間を報酬のために捧げたいのか、ある程度の余暇を楽しみながら報酬を得たいのかによって自己投資に投じるリソースも変わりますし、投資対象も変わるでしょう。

4-3.競合分析

世の中の需要と供給や他社のサービスを分析する必要があります。いまプログラマーの年収が高いのは日本では希少性があるからです。これから人材不足になる分野や業界、仕事は何なのかを見極め、自己投資をする必要があります。

5.まとめ

自己分析という言葉は巷にも溢れ、馴染みのある言葉ではありますが、抽象的な言葉で何からはじめればいいのかわからないことも多いでしょう。世の中のメディアの情報を鵜呑みにするばかりでは経済合理性のある自己投資はできません。 自己投資をはじめる前に、自分自身の価値観を知るべきです。自己分析や目標設定、競合分析をする前にどのように稼ぎたいか、どのように生きたいかなどの価値観を定めるべきです。価値観が定まれば自ずと自己分析や目標設定、競合分析ができ、投資対象も明確になるでしょう。

フリーランスが当たり前となり、副業を後押しする企業も増えているため、自己投資により生まれる投資効果は増え続けるばかりです。暇つぶしや自己肯定感を増すためではなく、自らにお金を生み出す力、稼ぐ力を身に付ければきっと思い通りの人生となるでしょう。

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