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Deed of Trust(ディードオブトラスト)|海外不動産用語集

  • 読み:ディードオブトラスト
  • 日本語訳:信託証書

本記事では、ディードオブトラストの意味と使い方について解説します。

ディードオブトラストの意味

ディードオブトラストとは、不動産の担保設定の一種のことをいいます。
不動産ローンの場合、オーナーが不動産を購入する際に金融機関が担保不動産にローンを貸し出します。その後、オーナーが管財人に所有権を信託することで金融機関の保全をするという仕組みです。

ディードオブトラストに関する補足

不動産ローンを活用してアメリカ不動産を購入する場合、購入不動産に担保設定をしますが州によってモーゲージを採用している州とディードオブトラストを採用している州にわかれます。

ディードオブトラストという仕組みは日本にはないアメリカ独特の仕組みです。
仮にデフォルトになった場合は、担保不動産を管財人に信託をしているので司法機関への手続きをすることなく、担保不動産の売却が可能となります。
モーゲージに比べるとディードオブトラストは、債権者からすると担保資産の売却にかかる手続きが圧倒的に容易なのです。

ディードオブトラストを採用している代表的な州は、カリフォルニア、テキサスなどで一般的に西海岸に多いです。

ディードオブトラストの対象となる不動産は、通常の不動産取引においても売却時には管財人の同意が必要になるのでお気をつけください。
事前に不動産ローンを活用した金融機関や管財人に売却の意思を伝えておくことをオススメします。

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