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アメリカ不動産を値切って買うためのコツ・提示すべき条件とは

本記事では「アメリカ不動産を値切って買う方法」について解説します。アメリカ不動産を安く買うコツはオンマーケットの不動産をアメリカで直接買うことです。公平性と透明性が約束されたアメリカ不動産情報で物件を分析し、気に入った物件を買おうとしますが、アメリカ不動産の取引は日本と比較すると圧倒的にスピーディーです。アメリカ不動産を安く買うコツやさらに値切って買うときの注意点まで解説します。

アメリカ不動産を安く買う取引フロー

アメリカ不動産の優良物件の場合、1週間~2週間で取引が成立してしまいます。 それだけに早い分析や早い判断が必要になりますが、まずはアクションを起こさなければ何も起こらず、売主の状況もわかりません。

そんなときに役に立つのがレターオブインテントです。
アメリカ不動産取引はSPAでオファーをします。
SPAは正式な売買契約書ともなり得るので法的な拘束力もあります。
比べてレターオブインテントは法的な拘束力はそこまでありません。
買主として売主に対して物件に興味があることやこちらが希望する条件を伝えることができます。
ブローカーやエージェントを介してレターオブインテントへの売主の反応を知ることで売主の状況を知ることができます。

ある程度条件が合いそうであれば、正式にSPAでオファーをいれましょう。
売主が条件を調整した場合はカウンターオファーが届き、それに同意すればアメリカ不動産取引が開始され、エスクローがオープンします。

アメリカ不動産を安く買うために提示する条件

売主の立場からアメリカ不動産取引を考えるともちろん不動産が高く売れること、すぐに資金が回収できることが重要視されます。
売主がどちらを重要視しているかにもよりますが、買主として安く買いたいのであればできる限り売主が早く資金回収できるような条件にすることがポイントです。

①キャンセル期間

アメリカ不動産のキャンセル期間は一般的にインスペクションをして買うか否かを判断する期間として設けられています。
キャンセル期間を過ぎれば手付金が売主のものになるので、売主にとってはキャンセル期間が短ければ短いほど資金が回収できるのと取引のキャンセルが起こらないという安心感となります。

②決済期限

アメリカ不動産では決済期限を設定して取引を開始します。
一般的には30日~60日を設定しますが、中には14日という期間で決済をする場合もあります。
当然決済期限が短ければ短いほど、売主は早く不動産を資金化できます。
その他の資金用途がある売主や資金に困っている売主であれば、決済期限を短くすれば売却価格を下げる可能性が高くなります

③手付金

アメリカ不動産取引ではSPA締結後速やかに手付金を支払います。
不動産価格の3%程度が一般的ですが、中には手付金なしで取引を開始する場合もあります。
キャンセル期間が過ぎれば手付金は売主のものになるので、一般的な手付金額よりも多く支払うことで売主にとっては取引のキャンセルがないという安心感となります。

不動産取引では「Cash is King」と言われており、すべての不動産購入代金をすべて現金で用意することが一番強いとされています。
不動産投資の場合、不動産ローンを活用することも多いでしょうが、安く買うためには事前にローンの承認を得て取引時にはそのエビデンスを提示することで安く買うことができる可能性が高まります

圧倒的に買い叩ける不動産の条件

アメリカ不動産で買い叩ける条件としては、日本の不動産の条件とあまり変わりません。
例えば、競売物件や事故物件は安く買うことができるでしょう。
また、相続や離婚が原因の財産分与の対象となっている不動産は資金需要が高いため一般的には安く買うことができます。

アメリカ不動産の取引履歴は広く開示されています。
不動産市場にいつ、いくらで売ろうとしたか、取引のキャンセルなどそのトランザクションをすべて見ることができます。
つまり、公平性かつ透明性があるアメリカ不動産だからこそ安く買える条件もあります。

一度取引がキャンセルになった物件や長い間不動産市場に放置されている物件は安く買える可能性が高いです。
買主の立場からすると、取引対象の売主に問題があるのではないか、物件自体に問題があるのではないかと考えられるため、なかなか売買が成立しません。
このような物件の場合、安めに指値した場合でも売主が応じる可能性が高いです。

アメリカ不動産取引は日本の不動産取引よりも圧倒的にスピーディーです。
検討をしている間に買主が決まってしまい、なかなか買えないということはしばしばあります。
レターオブインテントを活用して、売主の状況を知り、早めに決済をするということを心掛ければアメリカ不動産を安く購入することができます。
すべて現金が理想的ですが、不動産ローンを活用する場合でも事前に準備をすることで買主として有利な条件を引き出すことができます。

アメリカ不動産取引をゲームと捉えて、楽しんでアメリカ不動産取引に取り組んでみてください

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