A 海外投資用語集

AML(エーエムエル)Anti Money Laundering|海外不動産用語集

  • 読み:エーエムエル(アンチマネーロンダリング)
  • 日本語訳:マネーロンダリング対策

本記事では、アンチマネーロンダリングの意味と使い方について解説します。

アンチマネーロンダリングの意味

資金洗浄(マネーロンダリング)とは、違法な起源を偽装する目的で犯罪収益を処理することを意味します。
組織犯罪は国際社会の脅威となっており、その犯罪収益はさらなる組織犯罪のために運用されることから、我が国としても、組織犯罪防止・撲滅のため国際的に協調し、資金洗浄(マネーロンダリング)対策に取り組むことが不可欠です。

引用:外務省

アンチマネーロンダリングに関する補足

日本の金融機関でもアンチマネーロンダリングが年々厳しくなっています。
アンチマネーロンダリングはグローバルスタンダードで世界的に取り組んでいます。

不動産取引でもご多分に漏れず、購入費用の出どころや送金先を明確にするなど年々厳しくなっている傾向です。アメリカであればTax ID、日本であればマイナンバーを伝えないと取引ができないケースもあります。

いままで経験した中で一番アンチマネーロンダリングが厳しい国のひとつがイギリスです。
イギリス不動産取引では、取引を弁護士が司りますが、アンチマネーロンダリングも弁護士が担います。購入前にも売却するときも事細かに個人情報を開示する必要があり、その個人情報を士業に認証してもらう必要がある書類もあります。
アンチマネーロンダリングだけで1ヶ月程度の期間を要する場合もあるので、不動産売買取引の期間は余裕をもったスケジューリングをすることが必要です。

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