- 読み:しんたくざいさんりゅうほがく
本記事では、信託財産留保額の意味と使い方について解説します。
信託財産留保額の意味
信託財産留保額とは、投資信託を解約(売却)するときに投資家が支払う手数料のことをいいます。
ただし、別途投資家が支払うものではなく、基準価額に対して一定の割合の手数料を解約代金(売却代金)から差し引かれます。
信託財産留保額に関する補足
信託財産留保額は、その投資信託を保有中の他の投資家と公平を保つために必要な費用です。途中で解約(売却)する場合、投資信託の資産の一部を売却する必要があり、その一部の資産を売却するときには手数料が発生します。その手数料は解約に伴う費用ということで、解約(売却)する投資家が負担する仕組みとなっています。
信託財産留保額は投資信託にのみ掛かる費用です。個別株式やETFでは発生しません。個別株式やETFは、証券会社に対して支払う売買手数料がありますが、一般的に信託財産留保額よりも売買手数料の方が安い傾向にあります。
投資信託は、購入時に販売手数料、保有中に運用管理手数料(信託報酬)、解約(売却)時に信託財産留保額が掛かかることになり、投資の費用は一番高くなります。逆に金融機関の立場からすると一番手数料が受け取れる、儲かる金融商品であるといえます。
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