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【老後資金の作り方(Vol.1)生命保険編】老後2,000万円問題を考える

本記事では「老後資金の作り方~生命保険編」を解説します。2019年6月3日に金融庁から「老後2,000万円問題」が発表されました。詳細については割愛しますが、日本人に老後資金の必要性に一石を投じたのは間違いありません。多くの人が、さまざまな方法で老後資金の蓄えをしていると思いますが、老後資金を作る代表的な方法を、今回から数回に分けてお伝えしていきます。今回は老後資金の蓄えに代表される生命保険について、解説をしていきます。

保険大国ニッポン

日本人の保険の加入率は海外と比べても圧倒的に高いです。まさに、「保険大国ニッポン」といえるでしょう。

今この記事を読んでいる方も、生命保険に加入されている方が多いのではないでしょうか。

将来の不安から年金保険的な生命保険に加入されている方も多いと思います。

生命保険のメリット・デメリット

まずは生命保険のメリットとデメリットを整理しましょう。

【生命保険のメリット】
・金融商品なので決まった金額が配当される
・積み立て投資なので、貯金が苦手な方でも少額から取り組みやすい

【生命保険のデメリット】
・途中解約すると支払った金額より下回る
・長期間積み立てるのに利回りが低い
・民間保険では節税効果が見込めない
・受取時に税金が掛かる

生命保険について簡単にまとめると、ローリスク&ローリターンの方法といえます。

生命保険の仕組み

次に生命保険の仕組みについて解説します。生命保険は3つの種類が基となり、商品が組成されています。

  • 定期保険
  • 養老保険
  • 終身保険

資産性がある種類は、養老保険終身保険です。

老後資金の蓄えが目的なら、養老保険と終身保険のどちらかを選ぶ必要があります。

生命保険を選ぶポイント

生命保険は受け取り方や通貨の選択も可能です。老後資金の作り方で、生命保険を選択する際のポイントを解説します。

  • 支払期間
  • 固定か変額か
  • 通貨(円/ドル/ユーロなど)
  • 終身受取か、定期受取か

商品によっては契約時から条件の変更ができないものもあるので気を付けてください。
数十年後の自分の状態や経済環境は、現時点ではわかりません。

どのような状況でも可能な限り対応できるものが好ましく、受け取り方など幅を持たせた対応ができるものをオススメします。

生命保険はローリスク&ローリターン!ほかの金融商品との併用を

生命保険はローリスク&ローリターンの商品です。長期間保険料を支払うにもかかわらず、利回りは大きいとはいえません。老後資金をすべて保険で賄おうとすると、多くの資金が必要になるでしょう。

最低限の部分を保険でまかない、ほかをハイリスク&ハイリターン、ミドルリスク&ミドルリターンの商品で運用するのがオススメです。

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