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【老後資金の作り方(Vol.2)確定拠出年金編】老後2,000万円問題を考える

本記事では「老後資金の作り方~確定拠出年金編」を解説します。今回も前回に引き続き、老後資金の作り方を確認していきましょう。日本版の401Kとして導入された確定拠出年金ですが、企業型や個人型の確定拠出年金があります。今回は全ての人に対象となる個人型確定拠出年金(iDeco)について解説をすすめます。

日本の年金の仕組み

まずは年金の仕組みから整理しましょう。

  • 国民年金
  • 厚生年金
  • 確定給付年金
  • 確定拠出年金

上記のように、何階建てにもなっている年金制度で、最後の階段にあるのが確定拠出年金です。

iDecoのメリット・デメリット

続いて、iDecoのメリット・デメリットを整理します。

【iDecoのメリット】
・掛け金が全て所得控除になり節税効果が見込める
・年金を受け取り際にも控除の対象となる
・運営管理会社の取扱い商品の中から商品を選定できる

【iDecoのデメリット】
・一定金額運営手数料や事務手数料がとられる
・60歳以上になるまで資金が引き出せない
・ステイタスにより掛金の上限が設定されている

iDeco最大のメリットは、掛金が所得控除の対象となり、運用益+節税効果が見込める点です。

iDecoでは民間の生命保険よりも手堅く老後の資金を蓄えることができるので、現在生命保険の加入を検討している人は、まずは個人型の確定拠出年金から始めることをオススメします。

iDecoを始める際のポイント

次にiDeCoを始めるにあたってのポイントは次の2点です。

【iDeCoを始める際のポイント2つ】

  • 運営管理会社により手数料が違うので、最安の運営管理会社を選択しましょう。
    運用商品は自分で選定して、スイッチングや掛金の配分を検討する
  • 経営者の方であれば、「小規模企業共済」も所得控除のメリットがあるので、一度検討してみるのもいいでしょう。

老後資金を作るには、所得控除が受けられる制度から

老後の資金を作るにあたって、まずは所得控除が受けられる制度から始めることをオススメします。民間の年金保険に加入するよりも、圧倒的にパフォーマンスが高いからです。

確定拠出年金で上限まで掛金を掛け、足りない部分を民間の保険で賄うことをオススメします。

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