本記事では「アメリカ不動産を補修する優先順位」について解説します。アメリカ不動産を購入する前に必ずインスペクションをします。インスペクションレポートで特に確認するべき箇所(内装設備)を解説します。インスペクションレポートだけではわからないアメリカ不動産のリスクについても合わせて解説します。
- 故障したら高額な費用を必要とする内装設備
- 安価な内装設備はDIY可能
- インスペクションではわからない周辺環境
故障したら高額な費用を必要とする内装設備
内装設備にはすべてライフタイム(耐用年数)があります。
例えば、ファーネス(暖房器具)なら20年、温水器なら10年、屋根なら20年、その他空調や洗濯乾燥機などの家電なら10年というのが寿命です。
インスペクションレポートでは、これらの内装設備が設置されてどのくらい経過しているかを確認することが重要です。
インスペクションレポートだけでわからなければ、設備の専門業者からレポートを取り寄せてもいいでしょう。
またその他、ドライブウエイとよばれる駐車スペースや窓についても注意が必要です。
コンクリートにクラックがはいっている場合があり、窓は経年劣化から隙間風がはいる場合があり、どちらも補修をすると高額な補修費が必要となります。
安価な内装設備はDIY可能
安価な内装設備は自分でDIYが可能なため、賃貸不動産でも不動産を売却するときもあまり重要ではありません。
例えば、バスルームのシャワーヘッドや換気扇はアメリカのホームセンターで安価で購入ができますし、意外と食器洗浄機も安価で購入が可能です。
一般的に戸建て住宅はメンテナンスである程度の補修費が必要だといわれています。細々すべての内装設備をリニューアルするのは限界があり、きりがありません。
日本とは違い、アメリカ人の多くの不動産オーナーはコツコツ細かな補修をDIYで施して、不動産のバリューアップをしている方が多いのです。
補修をするとしたら、補修したときに高額な費用を必要とする内装設備を優先して補修するようにしましょう。
インスペクションではわからない周辺環境
インスペクションではわからない箇所や内装設備もあります。
例えば庭についてはインスペクションではどのような状況かわかりません。
大きな木が倒れて屋根を壊したりするケースもあり、建物の周辺にあるものがリスクになる場合もあります。
アメリカ不動産仲介会社やアメリカ不動産管理会社に周辺の状況を確認するようにしましょう。
リスクがあるのであれば、損害保険に加入する必要があるでしょう。
周辺が危険な環境であれば不動産投資をするべきではないかもしれません。
インスペクションレポートはもちろん確認するべきですが、必要に応じて専門業者や不動産管理会社にレポートをしてもらうことで、購入前にある程度のリスクをヘッジすることができます。
できる限り情報を収集し、安心・安全な海外不動産投資をしましょう。
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