本記事では「アメリカ不動産をどうやったら売れば高く売れるか」について解説します。 アメリカ不動産はだれにどうやって売るかによって、売れる不動産価格は大きく変わります。 投資家や買取転売会社に売るより、所有のアメリカ不動産に住みたいアメリカ人に直接売るのがオススメです。 住みたい人に売るためには、MLS(アメリカ版レインズ)に掲載してオンマーケットで直接アメリカ不動産を売却すること一択です。 どのような流れでオンマーケットで買主を募集するか、オンマーケットで募集するにあたっての注意点を解説します。
オンマーケットとオフマーケットの違い
アメリカ不動産を売る方法には、オンマーケットで売る方法とオフマーケットで売る方法があります。
オフマーケットで売る方法とは、個人間取引のイメージです。
広く不動産情報を掲載して買主を募集するのではなく、自分の知り合いや投資家にだけ情報を開示して売る方法です。
一般的にはアメリカ不動産買取転売会社や知り合いの投資家に売る際にこの手法をとります。
特に不動産買取転売会社は、再販する際にある一定の利益が必要になるので、高く売れることはありません。
一方、オンマーケットで売る方法とは、MLS(日本版レインズ)という不動産屋のデータベースに掲載して、広く不動産情報を開示して買主を募集する方法です。
不動産テック系の不動産情報サイト(ZillowやRedFin)にも自動的に掲載されることになるので、買主を多くの希望者の中から選定できます。
当然、経済の原理が働くのでオンマーケットの方が高く売れる傾向にあります。
アメリカ不動産を高く売るには、オンマーケットで広く不動産情報を開示し、より多くの希望者の中から買主を選定しましょう!
アメリカ不動産をオンマーケットで売る手順
オンマーケットで所有のアメリカ不動産を売る流れや手順について解説します。
1,不動産仲介会社を選定する
2,不動産仲介会社と売る戦略を練る
3,Listing Agreement(専任媒介契約)を締結する
4,所有不動産情報を整備する(掲載する画像など)
5,MLSに掲載する
6,オファー(購入希望)が入る
7,カウンターオファーを返す
8,買主の選定する
9,所有不動産の売買契約を締結する
オンマーケットで買主を募集する際の注意点
●不動産仲介業者の選定
アメリカ不動産を売る際には非常に重要な役割を担うのが、不動産仲介会社です。
不動産仲介会社の腕次第で売れる不動産価格は大きく変わります。
不動産仲介会社の選定の際には、周辺の売買事例情報の収集や所有アメリカ不動産がどのくらいで売れるかを質問し、選定するようにしましょう!
アメリカ不動産仲介会社の中にはよく高い金額を提示して、セールスをしようとする輩も非常に多いので、自分で情報収集して算出した不動産価格の基準値をもとに交渉をすすめるのがいいでしょう。
●不動産情報の整備
所有アメリカ不動産の基本的な情報は、登記情報や固定資産税履歴など公的な情報がほとんどです。
重要なのがMLSに掲載する所有アメリカ不動産の画像です。
日本の不動産情報サイト同様、内装や外装を画像にして掲載しますが、この画像が貧相だと高くは売れません。プロのカメラマンに依頼するなど、少しでも綺麗に見せる努力が必要です。
●買主の選定
オンマーケットで買主を募集すると、意外と複数のオファー(購入希望)が入ります。
この中から買主を選定する必要がありますが、購入希望の不動産価格がメインになるのはもちろん、決済期間や不動産ローンの仕様、手付金の金額などを希望通りにするために交渉が必要です。
オファーが入れば、カウンターオファーで条件提示を再度して、双方の落としどころが見つかれば売買契約書を締結することができます。
アメリカ不動産の売る際にはいままで付き合いのあったアメリカ不動産管理会社が売却活動を手伝わせて欲しいという依頼がよくあります。
中には不動産管理契約の中に売却活動も依頼する旨の契約が含まれている可能性もあります。とはいえ、アメリカ不動産仲介会社の選定は高く売るためには非常に重要です。
これらの不動産屋との交渉や買主の選定にあたっても、自分が所有しているアメリカ不動産いついて知ることが、高く売るためのポイントでもあります。
自分でできる不動産の情報収集、売る不動産価格の基準設定をした上で不動産屋との交渉に臨むことをオススメします。
アメリカ不動産売却に興味がある方は、以下のリンクよりお気軽にお問合せください。
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