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初心者必見!日本人が投資が苦手な理由と海外投資がオススメな理由

本記事では「これからの日本では投資が必要な理由」について解説します。昨今さまざまなメディアで投資の必要性が報じられていますが、投資を苦手とする日本人の中にはなかなか第一歩を踏み出せない方も多いでしょう。一方、「FIRE」という生き方が巷の憧れの的となり、経済的自由を得るためには投資に取り組まれている方もいらっしゃるでしょうし、「老後2,000万円」問題が金融庁から発表されたこともあり、漠然と不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。いずれこれからの日本人には投資は必須と言われています。投資初心者のために、そもそも日本人はなぜ投資に苦手意識があるのかから紐解き、これから投資をしなければいけない理由を解説します。

1.なぜ日本人は投資に苦手意識があるのか?

欧米諸国に比べ日本人は投資に苦手意識をもっています。
そもそも日本人は「現金主義」であり、投資に不慣れな国民性です。
世代によっては、親御さんから「投資は悪!貯金が神!」という方針で教育されてきた方も多いのではないでしょうか。
預金は元本が減りませんが投資は元本が減ることもあるため、このような教育がなされてきたのでしょう。
しかしその結果、日本人の金融リテラシーは外国人に比べ圧倒的に低く、いまだに投資をしている日本人の割合は少ないのが現状です。

日本の過去20年は「失われた20年」といわれ、ほとんど経済成長もなく、インフレーションもしていません。
ひと昔前までは日本企業は世界の時価総額ランキング50社にも複数社がランクインしていましたが、失われた20年を経た結果、いまや「トヨタ自動車」1社になってしまいました。 GDPも中国に抜かれ、いま日本の経済規模は世界3位です。
今後も経済成長の著しい諸外国に抜かれていくことでしょう。
ただこれは日本人には都合がよく、預金しかしていない人でも、物価が上がっていないため20年前と同じ生活ができるのです。
同じ生活ができるどころか、価格競争により20年前よりも質が良く、安いもので生活水準が上がったとさえ感じます。

つまり、日本人が投資に苦手意識があるのは、いままでの教育と経済環境に原因があるのです。

2.なぜ欧米人は投資をするのか?

欧米人が投資に慣れているのは、教育と経済環境に原因があります。

金融庁が発表している家計金融資産の内訳を比較してみましょう。
日本人は相変わらず現金主義で、家計金融資産の中で「現金」が占める割合は50%を超えます。

さらにローリスク資産である「生命保険」と合わせると、なんと80%を超えます。
日本は保険大国で保険の加入率は90%超。
日本人の家計金融資産はほとんどが現金と生命保険で形成されているわけです。

一方、欧米人は家計資産の中で投資といわれる「株式」や「投資信託」の割合が46%で、現金の占める割合は10%程度に留まっています。
日本と欧米のこの内訳の差は、そのまま過去20年の家計金融資産の上昇幅の差に直結しています。
過去20年で日本人の家計金融資産は1.5倍になったのに対し、欧米人の家計金融資産は3倍を超えています。
なんと同じ総資産からスタートしても、投資・運用を行う欧米人の資産成長率は日本人の2倍なのです。

欧米人が投資をしなければいけない理由があります。
アメリカやヨーロッパ諸国は先進国であっても順調に経済成長をしており、インフレーションし続けています。
このような物価が上昇する環境下で、現金や預金でしか資産形成をしていない場合、同じ生活水準を維持できません。
また、アメリカは低福祉国家といわれ、日本のような社会保険制度や年金制度がありません。
自分の老後を守るため、欧米人は資産形成に真剣に取り組んでいるのです。

3.なぜ日本人はこれから投資をしなければならないのか?

いままでの日本は投資をせず預金をしていれば生活水準を維持できましたが、これからの日本はどうなっていくでしょうか。

まずは金融庁から発表された「老後2,000万円問題」です。
いままでの日本であれば老後まで耐えることができれば、ある程度の生活は保障されていました。
「老後2,000万円問題」が発表されたことにより、老後も収入を得続けるか、老後まで2,000万円以上の資産形成が求められています。
預金で2,000万円以上の資産形成をするよりも、投資をして2,000万円以上の資産形成をした方が効率的なのです。

いままでの日本はヨーロッパほどではなくとも社会保障制度が比較的充実していますが、最近では「衰退途上国」といわれています。
少子高齢化によりGDPは下がる傾向にあり、経済成長が見込めないということです。
その結果、社会保障制度も改悪され、アメリカのような低福祉国家となっていくことを示唆しているように感じます。

つまり、いままで預金や生命保険しかしておらず平和ボケしてきた日本人は、すぐにでも「投資に真剣に取り組まざるを得ない状況」に直面するわけです。

4.日本人が投資をするなら海外投資がオススメなワケ

ほとんどインフレーションせず、経済成長をしない日本だからといって悲観する必要はありません。そこに居る日本人だからこそ、日本での投資ではなく海外投資で圧倒的に高い効果を得ることができます。

日本人が海外投資をするメリットはたくさんあります。
インフレーションしない国からインフレーションする国に投資をすることで、その国のインフレーション率を投資効果に上乗せすることができます。
また、経済成長しない国から経済成長する国に投資をすることで、その国の経済成長率を投資効果に上乗せすることができます。

本来、投資効果を生み出すのは簡単なことではありません。
不動産や企業に投資する場合、個別性がある一不動産、一企業の投資対象の選定には、非常に高度な分析と情報収集、投資判断が必要です。
日本で逐一このような投資をするよりも、マクロ的な視点で海外の「市場」に投資をすることで、比較的簡単に投資効果を得ることができるのです。

日本人が海外投資をするメリットは他にもあります。
みなさん、海外旅行に行って海外旅行先の通貨に両替して日本に戻った時に、その通貨が日本円に戻せなかった経験はありませんか。

旅行先の通貨が安くて弱い場合は、両替ができない可能性もあります。それに対し、日本円はIMFにも認められた国際基軸通貨です。日本円は国際的に信用が高く、どの国の通貨とも両替することが可能です。つまり、日本人は世界のどこでも投資運用することが可能ということです。先進国の国と同様に日本人は投資運用先に制限がありません。選択肢は非常に広いのです。

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まとめ

あなたには投資は必要ですか。結論は必要なはずです。 日本を取り巻く世界情勢、日本の社会環境や生活背景などどれをとっても、いままでと同様に現金だけで対応していくのは困難です。

唯一、現金でできる対策といえば、現金収入つまり給与や報酬を増やす方法ですが、インフレーションしない国では賃金が上昇しにくいのが現実です。

人生なにが起こるかわかりません、病気・リストラ・我慢できない就業環境など生きていれば様々なリスクに巻き込まれます。

そのとき、日本の政府や自分の家族があなたを助けられるでしょうか。
少しでも不安を感じる方は、投資が必要なのです。

自分の責任で人生を生きていくために。
あなたのお金を働かせて、お金を生み出すのが投資です。

そして、お金をより生産的に働かせるには、知識と経験が必要です。
お金について学びチャレンジすることで、より高い投資効果を得られるように、これから取り組んでいきましょう!

海外投資に興味がある方は、以下のリンクよりお気軽にお問合せください。

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