- 読み：がいこくぜいがくこうじょ
本記事では、外国税額控除の意味と使い方について解説します。
外国税額控除の意味
外国税額控除とは、外国所得税を支払った場合所得税の控除限度額を限度として、その外国所得税額をその年分の所得税額から差し引くことができる控除のことをいいます。
外国税額控除に関する補足
海外不動産投資をすると、日本での納税と海外現地での納税が発生することがよくあります。海外現地で不動産譲渡税やキャピタルゲイン税を納税して、さらに日本でも譲渡税を支払うということは二重課税となります。
二重課税にならないように外国税額控除を活用しましょう。海外現地で納税した場合、納税額を日本の譲渡税や所得税から差し引くことができます。
注意しなければならないのが、納税した対象によって外国税額控除の対象とならない場合があることです。外国税額控除の活用は、専門の税理士に依頼をした方が間違いがありません。海外投資で得たインカムゲインやキャピタルゲインへの課税、納税、税額控除については複雑な計算で算出されるため、税理士に依頼されることをオススメします。
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