本記事では「アメリカ不動産をだれにいくらで売れば高く売れるか」について解説します。 アメリカ不動産は、だれに売るかによって不動産売却価格は変わります。 アメリカ不動産を売るときには、アメリカの不動産市場での所有不動産の価値をある程度把握することが重要です。 不動産価値がわからなければ、一番高く売れる相手にどのくらいの不動産価格で売るべきかがわかりません。 アメリカ不動産をだれに売れば一番高く売れるか、そして所有不動産の不動産価値を簡単に算出する方法を解説します。
【だれに】売れば一番高く売れるか?
アメリカ不動産を売るときに思いつく対象は、投資家、住みたいアメリカ人(実需)、自分の資産管理会社ではないでしょうか?
この中で一番高く売れる対象とその理由を解説します。
●投資家
投資家にアメリカ不動産を売るときに、投資家が気にすることはどれだけそのアメリカ不動産に投資効果があるのかしかありません。
アメリカ不動産自体にはあまり興味がなく、どれだけの利回りがあるのかが投資判断の基準です。
投資家からすれば安く買えれば買えるほど利回りは上昇するので、期待される利回りが投資判断の基準を上回る不動産価格でなければ買いません。
●資産管理会社
海外不動産を活用した節税スキームは個人の所得税・住民税には活用できなくなりましたが、まだ法人であれば法人税の節税は可能です。
実際に個人から法人への所有権移転のニーズは高まっています。
個人から法人に所有権を移転する際の不動産価格は客観的な指標が必要なのでご注意ください。
●住みたいアメリカ人(実需)
実際に住みたいアメリカ人は、そのアメリカ不動産の立地や不動産の設備・内装など実際に住む想定でアメリカ不動産の購入を検討します。
投資効果というよりは、その不動産に住む魅力があるかどうかで判断するのです。
また、同じ地域にある同じ価格帯の不動産と比較するはずです。つまり、周辺で売り出している不動産価格や過去の取引価格を参考として判断します。
結論、アメリカ不動産を高く売る対象は住みたいアメリカ人に売ることです。
先述の通り、周辺の不動産と比較するので、所有している不動産の周辺でどのくらいの不動産価格で売り出されているか、周辺でどのくらいの不動産価格で取引がされたかをもとに所有している不動産の不動産価値を知ることが重要です。
アメリカ不動産を【いくらで】売るか?
所有しているアメリカ不動産を売るか否かを判断するためにも、いまアメリカの不動産市場で所有のアメリカ不動産がいくらで売れるのかを知る必要があります。
不動産価格の交渉がはいった場合でも売りたい不動産価格の基準がないと判断できません。
所有のアメリカ不動産の価値はオンラインで簡単に情報収集できれ、簡単に算出することができます。
アメリカ不動産の不動産情報は、すべての人に公平性があり透明性があります。
ZillowやRedFinといった不動産テック系の不動産情報サイトでは気軽に過去の不動産取引価格の情報を収集することができます。
所有のアメリカ不動産のアドレスを入力すれば、その周辺の不動産取引価格やいま売りに出している不動産価格を簡単に知ることができます。
重要なのは過去の周辺不動産取引価格です。
まずは、過去1年で不動産取引された事例を5~10軒分収集してください。
以下の計算式で所有のアメリカ不動産の不動産価値がある程度わかります。
周辺の不動産取引価格事例/SQF=その事例のSQF単価
5~10軒分のSQF単価を平均値を算出
SQF平均値×所有アメリカ不動産のSQF=アメリカ不動産の価値
所有のアメリカ不動産の価値を知り、まずは本当に売るのか否かを判断してください。
所有するアメリカ不動産の価値を把握した上で、住みたいアメリカ人に実需でアメリカ不動産を売るのが一番高く売れます。
もちろん設備や内装・外装で若干の価格差は生じますが、売る不動産価格の基準をもってアメリカ不動産仲介会社やアメリカ不動産管理会社に相談されることをオススメします。
アメリカ不動産売却に興味がある方は、以下のリンクよりお気軽にお問合せください。
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